医療機器 輸送作業 20160328Case Studies
MRI 輸送作業
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某医療機器製造メーカー様
- 住 所 シークレット
- 業 種 製造メーカー業
- 背 景 以前からお取引をしている企業様より、新たに輸送依頼を受ける
どんな輸送をしたの??
輸送する品物の情報
- 商品名 MRI(医療機器)
- サイズ 2300×1600×2300㎜
- 重 量 5000kg
- 数 量 1台
輸送する条件
- 輸送方法 陸上輸送
- 輸送経路 栃木県~東京都内
- 輸送指示 エアサス平車・チェーンブロック4点荷締め指定
- 特殊条件 荷締め方法や荷降ろしについて指定されたルールと基準が設定されている
輸送での注意点・工夫・提案
医療機器(MRI)は超精密機器扱いとなり、輸送時の振動を極力避けるべくエアサス車での輸送が必須。お客様が設定している業者側への輸送基準や作業実績、現場の作業員が製品に適した荷扱いができるかどうかでご依頼をいただける内容です。
更に荷台の積載位置も決まっているため、天井クレーンでの吊り降ろし作業時では慎重に誘導をした上で車上に積載いたしました。また、荷台フックを利用し、チェーンブロック4本でMRIを荷締めする時には締め加減を均等にしなければいけないので、チェーンの張りが均一に張られているか、確認しながら作業いたしました。
積み降ろし時、クレーンでの吊り上げ吊り降ろしが基本となっているため、通常はウイングの無い平車を使用します。しかし、弊社の場合はアコーディオン型の幌車を利用し、シートがけなど積み降ろし作業時間が大幅に短縮できる車両を採用しております。
まとめ
- 超精密機器は振動を避けるべくエアサス車両での輸送が必須
- 積載位置が決まっているため、慎重に車上へ誘導
- チェーンブロックで4方向から均等に荷締めを行う捕縛方法
- アコーディオン型幌車を採用することで作業時間の大幅短縮