精密機器 輸送作業 20160315Case Studies
ガスコントロール供給ユニット 輸送作業
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某半導体装置製造メーカー様
- 住 所 シークレット
- 業 種 製造メーカー業
- 背 景 関連会社のメーカー様で既にお付き合いがある会社からの依頼
どんな輸送をしたの??
輸送する品物の情報
- 商品名 ガスコントロール供給ユニット
- サイズ 1700×900×2300㎜
- 重 量 500kg
- 数 量 3台
輸送する条件
- 輸送方法 陸上輸送
- 輸送経路 東京都内~九州
- 輸送指示 4tユニック車両・構内からの搬出作業も依頼したい
- 特殊条件
輸送での注意点・工夫・提案
ガスコントロール供給ユニットは精密機器扱いとなり、輸送時の振動を極力避けるべくエアサス車での輸送が必須。現地にフォークリフトが無いという事で4tユニックエアサス車両を使用した積込を実施。
お客様より構内出口付近まで移動していただいていたため、お客様のお手伝いの元、1名作業での搬出を行いました。出口付近で気を付けなければいけないことですが、扉には必ずレールがあるため、自社で用意した鉄板を敷き、仮設の動線を作ります。
鉄板を敷かないとレールを破損させてしまうか、ちょっとした段差でもキャスターが曲がってしまう可能性があるからです。予め指定された車両停車位置まで、ガスコントロール供給ユニットを移動し、クレーンで吊り上げられる場所へ仮置き。
ガスコントロール供給ユニットが3台あったため、1台積み込み、装置と装置の間に折りマットを用意し、2台目を積み込むといった流れでトラック荷台へ設置いたしました。
基本的に吊り上げ作業での積込は1名だと非常に危険な行為ですが、お客様が立ち合いの元、誘導をしていただくことでコストを抑えた輸送を実現する事ができます。
まとめ
- 超精密機器は振動を避けるべくエアサス車両での輸送が必須
- 複数台の製品の積込は折りマットを使用し、積込を実施
- レールの破損、キャスターの破損を防ぐ為、鉄板を持参
- ユニックの危険性を理解した作業員が積込対応