大型模型 梱包作業 20160229Case Studies
模造船 海外向け出張梱包
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某貿易会社様
- 住 所 東京都23区
- 業 種 輸出業
- 背 景 ホームページを拝見され、問い合わせをいただく
どんな梱包をしたの??
梱包する品物の情報
- 仕向地 USA
- 商品名 模造船
- サイズ 2150×980×1330㎜
- 重 量 140kg
- 数 量 1台
梱包する条件
- 梱包方法 輸出木箱
- 梱包場所 都内ビル敷地内
- 梱包指示 武蔵通商へお任せ
- 特殊条件 ガラスケースごと梱包をしてもらいたい
梱包での注意点・工夫・提案
東京都内の貿易会社様から自社ビルに展示している模造船(モデルシップ)を輸出梱包するご依頼をいただきました。
事前に模造船(モデルシップ)の下見をさせていただき、実物の採寸や台座と模造船(モデルシップ)が固定されているかなどの確認を行いました。作業当日までに木箱の製函や必要な緩衝材を事前に用意することで現地で短時間での作業が実現いたします。
出張梱包を行う場合、諸条件をクリアする必要がございます。
- 屋根下で梱包作業を行う事が可能?
- 室内で梱包作業を行う事が可能?
- フロア内に木材を置いても問題ないか?
- 製函した木箱を持ち込む際に使用する車両は置くことが可能?
このように様々なロケーションの確認を行った上で現地での出張梱包を承っております。
台座に4本の脚がついているショーケースに模造船(モデルシップ)が納まっている形状だったので、4本脚を浮かせるための負荷材(受け材)を用意し、腰下(スキット)固定した特殊な梱包方法となります。
更に表桟の木箱にすることで内側を密閉させる構造により、湿気を防ぐ包装設計をご提案いたしました。
まとめ
- 出張梱包における下見・現場調査を行うことで出張梱包が可能か判断
- 表残にする包装仕様で密閉度を上げる構造をご提案
- ショーケースが割れないよう、4本脚を浮かせ、振動を防ぐ梱包方法を採用
- 事前の準備により、当日作業を短時間で実施