バイク 梱包作業 20160328Case Studies
ハーレー 木枠梱包作業
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某貿易商社様
- 住 所 東京都立川市
- 業 種 輸出業
- 背 景 定期的にバイクを梱包してくれる業者を近くで探していた
どんな梱包をしたの??
梱包する品物の情報
- 仕向地 マレーシア
- 商品名 ハーレー
- サイズ 2390×920×1180㎜
- 重 量 270kg
- 数 量 2台
梱包する条件
- 梱包方法 スキット梱包
- 梱包場所 弊社梱包工場
- 梱包指示 武蔵通商へお任せ
- 特殊条件 腰下(スキット)へ手押しで載せる事ができる特殊スキット
梱包での注意点・工夫・提案
バイクスタンドを立てると車体が斜めに傾くので、車体が平行になるよう、スタンド付近に特殊な台を用意。
通常だと木材で固定する方法を採用しますが、バイクの場合、車体を傷つけてしまうリスクがあるため、腰下の4コーナー付近にアイボルトを取り付け、ラッシングベルトで4点固定を施した特殊な固定方法で採用いたしました。
更にハーレーを腰下(スキット)へ手押しで載せられるよう、負荷材の上に木材でロードを作り、腰下に設置ができる、一工夫した特殊な構造で設計いたしました。
スキットだけでも輸出はできますが、高額バイクということもあり、輸送時に盗難されるリスクも可能性として考えられます。また、輸送中に傷をつけれらてしまうリスクもあったため、木枠を組み、トラブルが無いような状態で輸出いたしました。
まとめ
- 腰下(スキット)へ、ハーレーを手押しで載せる事が特殊スキットを採用
- 車体の並行維持を考慮した梱包方法を実施
- 車体を木材で傷つけないよう、4点ラッシング固定を実施
- 輸送時における盗難防止、損傷を防ぐための木枠組み