半導体製造装置 梱包作業 20200427Case Studies
半導体連結装置 木箱梱包作業
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某半導体メーカー様
- 住 所 東京都
- 業 種 半導体メーカー
背 景 訪問営業による作業獲得
どんな梱包をしたの??
梱包する品物の情報
- 仕向地 中國
- 商品名 半導体連結装置
- サイズ 11mの連結装置
- 重 量 7000kg
- 数 量 8台
梱包する条件
- 梱包方法 輸出木箱梱包
- 梱包場所 弊社梱包工場
- 梱包指示 武蔵通商へお任せ
- 特殊条件 ハイキューブコンテナサイズに収まるよう、梱包を施す
梱包での注意点・工夫・提案
半導体装置の高さが2250㎜の装置だった為、ハイキューブコンテナに収まるよう高さを調整した上で海上輸送するご依頼が来ました。
半導体連結装置ということもあり、case数は25caseと多くの木箱梱包を実施いたしました。梱包する前に事前に下見を行い、概算の梱包サイズを算出し、トラックやハイキューブコンテナに効率よく積載できるか検証した上で梱包作業を開始します。
結果、トラックの台数は10t車両で5台、ハイキューブコンテナ40ft3本の大口案件となりました。木箱は大きいサイズで3500㎜の長さになる木箱もあります。今回中国への出荷ということもあり、特殊な作業指示が何点かありました。
一つ目は銘版位置がわかるように覗き窓を作成すること
二つ目はバリヤ梱包を二重にすること
三つ目はお客様指定の特殊ラベルを貼付すること
上記3点の特殊仕様の指示がありましたので、通常の作業工程に組み込み作業を実施しました。特に注意する点はバリヤを二重にすることにより、銘版位置が見づらくなってしまう点と特殊ラベルの貼付位置が決められていたことです。このような特殊指示があっても、当社の方では作業員全員に情報が行き届く環境が整っているため、トラブルなく柔軟に作業対応しております。
まとめ
- ハイキューブコンテナに収まる包装設計
- 銘版位置が分かるように覗き窓を作成
- バリヤ二重梱包の対策
- 特殊指示ラベルの貼付作業