梱包通い箱 包装設計 20160201Case Studies
ドローン用通箱 包装設計
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某通信会社様及びドローンメーカー様
- 住 所 東京都下
- 業 種 通信回線全般 ドローン製作
- 背 景 ホームページをご覧になられ問い合わせをいただく
どんな設計をしたの??
包装設計する品物の情報
- 仕向地 日本全国
- 商品名 ドローン
- サイズ 850×850×500㎜
- 重 量 10kg
- 数 量 1機 量産時15機
包装設計する条件
- 設計方法 プラダン
- 設計場所 自社梱包工場及び提携会社
- 設計指示 軽量で2名でも持ち運びができるようにしてもらいたい
- 特殊条件 ドローンを解体しなくても運べる形状にしてほしい
包装設計での注意点・工夫・提案
通信会社様とドローンメーカー様共同で専用の通い箱を作製してほしいという開発依頼をいただきました。
軽量で2名でも持ち運びができ、被災地や災害地でも持ち運びやすくするため、コンパクトで軽量且つ強度を求められました。更にドローンをすぐに使用できるよう、解体されていないドローンを収納できる梱包通い箱を開発してもらいたいと複数の要望がございました。
今回はプラダンケースを利用した通箱にすることで、軽量で一般ダンボールより強度もあり、複数回使用可能という条件を満たすことができたので、ご提案いたしました。強化ダンボールや一般ダンボールでは湿気を吸ってしまうので、箱や中の品物にダメージを与える可能性が高い点、使用することはお勧めしませんでした。
一方、アルミケースはより頑丈で半永久的に使用する事ができる点と外観に高級感が加わるので、デザイン性のある梱包通い箱として提案することも考えましたが、重量が重い点で提案から除外いたしました。
このように、様々な材質や形状を考えた上でお客様へご提案しております。使用する用途や目的に合わせて最適な梱包箱をご用意する事で満足度を実感されるお客様もいらっしゃいます。
まとめ
- 複数のご要望を考慮した包装設計を実施
- ご要望に合わせ、梱包資材を選定した上でお客様へご提案
- 事前にご要望を聞く事で最適な梱包通い箱の製作が可能