医療用ロボット 搬出・輸送作業 20211130Case Studies
医療用ロボット 搬出・輸送作業
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某医療機器製造メーカー様
- 住 所 シークレット
- 業 種 製造メーカー業
- 背 景 弊社HPをみて、お問合せを頂きました。
どんな輸送をしたの??
輸送する品物の情報
- 商品名 医療用ロボット(医療機器)、付属品など
- サイズ H2,200×W1,100×D1,500mm
- 重 量 約600kg
- 数 量 医療用ロボット1台、エンジンクレーン1台、付属品梱包済み段ボール10個
輸送する条件
- 輸送方法 分割して搬出・輸送
- 輸送経路 関東⇒九州
- 輸送指示 エアサス指定・ラッシングによる固定箇所指定
- 特殊条件 搬出用EVが非常に狭い為、分割して小型化。更に装置を後ろ倒しにして台車に搭載。
輸送での注意点・工夫・提案
搬出経路のEVが非常に小型で狭いため、精密機器をそのままの状態で搬出することは、事前の下見で断念しました。
お客様と入念に打ち合わせた結果、分割すればなんとかEVにのせて搬出する事が可能との結論に至りました。
重量が600kg以上あるため、分割にはエンジンクレーンを活用することとし、機材や資材の選定と手配を行いました。
作業当日も超精密機器のため、慎重に作業を実施した結果、最大の難所であった狭いEVを使っての搬出が無事に完了しました。
医療用ロボットは超精密機器扱いとなり、輸送時の振動を最小限にするべく、エアサス車両での輸送が必須となります。
分割した結果、安定性に懸念があった為、ラッシング・折マット等で入念に固定作業を実施し、安全な輸送を実施することが出来ました。
まとめ
- 事前下見の実施で、「荷運びのプロ」目線での提案・アドバイス
- 狭いEVを使って超精密機器を搬出するための高い技術力
- 振動を最小限にするべく、エアサス車両での輸送の実施