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2018.7.17

精密機械 輸出梱包

遠心分離機 輸出梱包


 

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私たちは企業様を相手に日々の業務をしているだけでなく、個人様からもご依頼されることがあります。どんな輸出梱包をしたか気になるところだと思います。是非ご覧ください。

ご依頼主様の情報

  • 依頼元:    個人事業主様
  • 住 所:    東京都八王子近郊
  • 業 種:    輸出代行
  • 仕向地:    USA
  • 背 景:    ご自身で輸出手配を行い、装置の引取から装置の梱包まで、一貫してお願いできる業者を探していた

どんな輸出梱包をしたの??

梱包する貨物の情報

  • 商品名:    遠心分離機 ミキサー
  • 全体のサイズ: 940×700×1250㎜
  • 製品重量:   470kg
  • 数 量:    1台

輸出梱包方法

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今回はお客様のご要望により、強化ダンボールで梱包してほしいとの事。理由を聞くと以前依頼をしていた別の梱包業者さんの方で熱処理された木材を使用して梱包したところ、通関時にトラブルが発生したそうです。その為、強化ダンボールでの梱包を採用いたしました。

しかし、製品重量を確認すると1台470kgと強化ダンボールで梱包するには耐荷重が懸念されます。そこで私たちの方でご提案した輸出梱包方法はLVLを使用したスキット+強化ダンボールの梱包方法です。

何故、LVLを使用したのか疑問を感じた方もいるかもしれません。LVLは輸出上、加工された木材として分類されている材料です。どの世界に送っても共通で輸出できる梱包材料だからこそ、今回LVLを推奨しました。

このように輸出上のトラブルを防ぐために材料を考慮した梱包方法を日々、ご案内しています。

輸出梱包での注意点・工夫

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梱包の際に一番、注意した点ですが、1台470kgもある製品を固定するところが一番工夫しました。どこをどのように工夫したかというとスキットの製品を載せる負荷材の下にエバーラッシュを設置し、スキットと製品が固定できるように施しました。輸送時の振動や衝撃による梱包不具合や製品の傾きで起きる梱包箱破損等のリスクを解消した固定方法となります。

更に強化ダンボールを3面囲い型に設計し、1面を開梱できるような仕様にすることで、開梱作業が楽にできるような工夫をしました。このように梱包方法は安心や安全に輸送するために梱包するだけでなく、受取先の環境や状況、条件を含んだ上で梱包方法を考える必要があります。

まとめ

  1. 通関トラブルを防ぐ梱包方法を推奨。
  2. 製品重量に耐えられる強度を考慮した梱包仕様。
  3. LVL材を使用する事で熱処理不要での梱包を実現。
  4. USAで開梱しやすいような強化ダンボールの構造設計。

精密機械・重量物の、輸送・梱包・搬入・据え付け業務でお困りの際は、こちらまでお問合わせ下さい。

 

 

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