2022.7.20
【現場発泡ウレタンでの梱包 20220720】
現場発泡梱包材を用いた梱包作業
山形営業所にて手掛けた精密・楽器・高級家具などの
様々なジャンルの作業事例のうちから一例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某企業 様
- 住 所 岩手県
- 業 種 製造業
- 背 景 ホームページからのご依頼
どんな梱包をしたの??
梱包する品物の情報
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- サイズ W300×L400×H500mm
- 重 量 約20kg
- 数 量 3台
梱包する条件
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- 特 徴 やや複雑な形状の梱包
- 梱包指示 弊社にお任せ
梱包作業における注意点・工夫・提案
突起物のある小型機械の梱包依頼になります。
今回は現場発泡ウレタンを緩衝材に用いて梱包いたしました。
工程を説明いたしますと、
発泡ウレタンは住宅の断熱材等にも使用されている素材で、
今回使用するものは現場発泡の名の通り、既に成形された緩衝材ではなく
梱包時に発泡させることで梱包対象物の形に沿った
緩衝材を成型することができます。
今回は外箱に木箱を使用。(写真は製品に代わりゴミ箱を使用しております)
木箱の中のビニール袋内に液状の発泡剤を吹き付けると
ぐんぐん膨らんでいきますので、固まりきる前に
梱包物と木箱の蓋をあてて片側半分のかたちをした緩衝材を作ります。
その後、同様に蓋と側板をあててもう半分の緩衝材を作ると、
きれいに箱型の緩衝材が出来上がりました。
梱包対象物の形状によっては今回のように縦で二つに分けたり、
横で二つに分けたり、三つで分けたり…と考えなければなりません。
(例えば今回のゴミ箱を横で分けると
足踏み部分が引っかかって抜けなくなってしまいます)
出番はそれほど多くはありませんが、技術の求められる梱包のひとつです。
まとめ
- 製品に合わせた梱包方法をご提案いたします。
- それらの梱包方法を実践する技術がございます。
カテゴリー:山形営業所
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