重量物　移設作業

山形営業所にて手掛けた精密・楽器・高級家具などの様々なジャンルの作業事例のうちから一例をご紹介いたします。

ご依頼主様の情報

• 依頼元　〇〇様
• 住　所　山形県内
• 業　種　製造業
• 背　景　ホームページからのご依頼

どんな作業をしたの？？

梱包する品物の情報

• 製品名　　加工機械
• サイズ　　約1500×1000×2000
• 重　量　　2ｔ
• 数　量　　一台

移設する条件

• 移動方法　台車での移動作業
• 移動場所　工場内
• 移動指示　弊社へお任せ

梱包作業における注意点・工夫・提案

今回、某工場内での設備移動のご依頼がありました。

下見を行い検討した結果、段差等の問題がありませんでしたので、

台車での移動作業と致しました。

ただ、

重量が2ｔという重量物ということで、通常の台車では対応出来ません。

そこで、「スチール台車」というアイテムを使用する事と致しました。

作業工程としては、

油圧ジャッキを使い、台車が入れられる高さまで機械を持ち上げます。

持ち上げる高さは３段階とし、機械への負担を無くします。

機械の下に、スチール台車を複数台設置します。

油圧ジャッキを使い、スチール台車に機械を降ろします。

人力で機械を所定の位置まで移動させます。

油圧ジャッキを使い、機械を持ち上げます。

台車を引き抜きます。

油圧ジャッキを使い、また３段階に機械を降ろします。

油圧ジャッキは一台で、交互に少しづつ段階を踏んで上げつつ、

それぞれの高さでの「ぬき」と呼ばれる角材をかませます。

一気に上げてしまうと、機械そのものが歪んでしまう可能性が在るため、

今回は３段階の高さを設定して、徐々に持ち上げました。

あらかじめ、弊社にて「3段角」と呼ばれている道具を使用しました。

（想定していた3段階の高さに、機械を持ち上げて固定しておくアイテムです。）

弊社所有の「スチール台車」は、一台で約2ｔ近くまでの重さに対応出来るものです。

今回、4台のスチール台車を使用しましたので、同じ方法で７ｔ近くの物でも移動が可能となります。

まとめ

• 機械に負担の無い「持ち上げ作業」を行う事が出来ました。
• 重量物の移動でお困りの際は、ご相談下さい。