小型陶器の二重梱包

山形営業所にて手掛けた精密・楽器・高級家具などの様々なジャンルの作業事例のうちから一例をご紹介いたします。

ご依頼主様の情報

• 依頼元　個人のお客様
• 住　所　宮城県
• 業　種　―
• 背　景　引越しに伴う輸出梱包（ホームページからのご依頼）

どんな梱包をしたの？？

梱包する品物の情報

• 商品名　　陶器製洗面ボウル
• サイズ　　約350×350×120mm　他カラン一式
• 重　量　　6kg
• 特殊指示　海外の荷扱いに耐えうる梱包

梱包作業における注意点・工夫・提案

個人のお客様からのご依頼で、仕事の都合により
海外へ引越しすることになり、気に入っているワンオフ物の
陶器製洗面ボウルを引越し先でも使用したいため、
確実に梱包してほしいとのご希望でした。

ご依頼主様が過去に陶器を海外へ送った際には、
現地での取り扱いが荒く、
破損してしまった経験があるとのこと。
今回はそういった心配もあり弊社へのご依頼となりました。

上記の事情と品物の形状等を踏まえ、
今回は段ボールでの二重梱包をご提案させていただきました。
はじめに気泡緩衝材（いわゆるプチプチと呼ばれるもの）で
保護した品物を緩衝材入りの段ボールに入れ梱包、

梱包した段ボールを再び緩衝材を敷き詰めた強化段ボールに入れ
二重にすることで外部からの衝撃をやわらげる対策としました。

緩衝材には主に小袋に発泡材が入ったものを、
内箱底面には以前にもご紹介したBKマットを使用しました。
強化段ボールは通常の段ボールよりもはるかに強度が高く、
それでいて木箱よりも自然に優しく何より軽量であるため、
輸送コストが抑えられる場合があります。

お引き渡し後、お客様より破損なく無事現地に
到着したとのご連絡をいただくことができました。

まとめ

• 個人のお客様でもお気軽にお問い合わせください。
• 大型装置以外の小荷物や海外向け梱包にも対応いたします。