精密機器 輸送作業 20160302Case Studies
電磁シールド 輸送作業
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某精密製造メーカー様
- 住 所 シークレット
- 業 種 製造メーカー業
- 背 景 ホームページをご覧になられ、ご相談を受ける
どんな輸送をしたの??
輸送する品物の情報
- 商品名 電磁シールド
- サイズ 1500×1600×2300㎜
- 重 量 1000kg
- 数 量 1台
輸送する条件
- 輸送方法 陸上輸送
- 輸送経路 東京都内~東京都内
- 輸送指示 4tユニック車両・構内からの搬出作業も依頼したい
- 特殊条件
輸送での注意点・工夫・提案
電磁シールドは超精密機器扱いとなり、輸送時の振動を極力避けるべくエアサス車での輸送が必須。現地にフォークリフトが無いという事で4tユニック車両を使用した積込を実施。
電磁シールドは構内に設置されている状況だったため、3名で構内から搬出する作業から対応いたしました。通路に段差があったため、仮設のスロープを用意し、外まで電磁シールドを搬出。予め決められたユニック車両停車位置まで、電磁シールドを移動し、クレーンで吊り上げられる場所へ仮置き後、トラック荷台へ設置いたしました。
大型の精密機器を荷台に設置する場合、設置場所がズレると偏荷重になるため、誘導者が所定の位置まで誘導する必要があります。今回は精密機器の移動依頼をしたことがない、お客様からのご依頼だったため、お客様多数立ち合いの元、作業を行いましたが、荷台設置後の荷締めもスムーズでお客様からお墨付きを頂くことができました。
まとめ
- 超精密機器は振動を避けるべくエアサス車両での輸送が必須
- 積載位置が決まっているため、慎重に車上へ誘導
- 仮設のスロープを自社で製作し、安全に構内を移動
- ユニックの危険性を理解した作業員が積込対応