半導体製造装置 倉庫保管 20200516Case Studies
大型装置 倉庫保管
精密機械・美術品・楽器・高級家具と様々なジャンルからお問い合わせをいただいた中の事例をご紹介いたします。
ご依頼主様の情報
- 依頼元 某製造会社様
- 住 所 東京都内
- 業 種 装置製造メーカー
- 背 景 ここ最近、装置の倉庫保管でホームページより問い合わせがきたお客様からのご依頼
どんな保管をしたの??
保管する品物の情報
- 商品名 半導体製造装置
- サイズ 3000×1600×2200㎜他
- 重 量 1000~2000kg
- 数 量 5台
保管する条件
- 保管方法 一時保管の為、特になし
- 保管指示 一時保管
- 特殊条件 特になし
保管での注意点・工夫・提案
半導体製造メーカー様からのご依頼で研究施設へ搬入する前に一時的に倉庫保管をしてもらいたいとお話がありました。自社の製造工場の装置生産数が通年より、多いということで製造側で生産が間に合わないため、一時的に逃げ場所がほしかったそうです。
また、今回ご依頼をいただいたエンドユーザー様の希望納期がずれてしまったということで、困られていました。本件は武蔵通商の方で某研究施設に搬入することが確定しておりましたので、一時保管という形で武蔵通商の常温倉庫で保管することになりました。
今回の荷量は10tトラック2台分の荷量でしたが、常温倉庫は約300坪の倉庫となりますので、保管スペースは確保することが容易です。写真のように製品同士が接触しないくらいのクリアランスを確保した上で仮置きしました。
装置関係はキャスターの回りが良い場合と動きが悪い場合もあります。キャスター自体がそもそも存在せず、アジャスターのみがついているケースもあります。キャスターがある場合は一時保管をする際、アジャスターを降ろして装置が勝手に自走しないように気を付けます。アジャスターが無い場合はキャスターストッパーや当て木で自走しないようにします。
このように倉庫保管はただ置いて終わりというわけでなく、特に装置を保管する時は装置の入荷状態や形状を気にして保管する必要があります。武蔵通商では様々な装置に対応できるよう、当て木や枕木となる角材関係からキャスターストッパー、形状に合わせた自社製作のパレットなど保管時に使用する道具関係は全て揃っています。
まとめ
- 一時保管でも柔軟に対応ができる300坪の常温倉庫
- 製品同士が接触しないくらいクリアランスを確保できる倉庫
- 装置を保管する際、キャスターがついているのか、アジャスターだけなのかといった装置の形状を注意して保管する確認事項
- 装置の形状に合わせた保管用の道具を多く取り揃えている